違うんですよね

コキンチョウのワシントン条約や渡り鳥保護法についての話をしてきました

根本的に理解して頂けてないのは

輸出入禁止だということと、渡り鳥ではないということです

 コキンチョウのことはよく知らないから関係ないわ という人に

文鳥も現在2類にリストされていますが、これが1類に上がってきたとき

国内取引さえ制限されたらどうなるか考えてみてほしいということです

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        コキンチョウ黄頭パステル♀

ワシントン条約はそもそも野生個体保護のためのものであり

国内で繁殖されてきた飼育個体には関係ありません

輸出入をしっかり制御していれば一般の飼育家には関係のない話であり

国内で需要数が確保されるのなら輸入の必要もなく

野生個体保護に一翼を担えることでもあるので

飼育鳥に関してはサイやトラとは一線を画してほしいものだと思います

輸入の方が安く多くの個体を仕入れられると考え

国内の繁殖家を育てようとしない人たちに問題があると考えますけど

如何でしょうか


さて

コキンチョウの話です

実はこちらにも2番がいます

かつては一気に殖えた時期もあったのですが

私がコキンの性格をよく把握していなかったことと

ある種の菌がひとたび禽舎に広がると、一気に壊滅状態に陥ってしまうことから

生き残っていた1羽に

気を落とさずもう一度飼ってみな という暖かい申し出の方々から

何羽か譲り受け、うち2ペアがこの秋繁殖に入りました

コキン自育繁殖での一番の問題は

ヒナがある程度育つと母親が夜になっても巣に戻らないことにあります

今シーズン最初のペアはなぜか孵化予定日に抱卵放棄してしまいました

冷たくなった有精卵を抱卵中のジュウシマツに少し暖かくして託したところ

無事に孵化、1週間ほど育っていましたが

雑居小屋だったため、巣荒しに合い落ちてしまいました

もう一つのペアは

色とりどりのオスの魅力をよそに

どうしてもこの男性がいいと言い張っていた先の写真の黄頭パステル♀で

選ばれたのは中国産だと聞いている赤頭ノーマル男

このオス、実は何歳かわからず、こちらに来てからも3年は経つ

前に飼育していた時の唯一の生き残りです

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10月2日ヒナのこの大きさでメス親は夜に巣に戻らなくなりました

コキンチョウの特徴です

自然界ではよほどあったかい季節に繁殖に入るのでしょう

最初に失敗したときは

2ペアで 9 羽のひなが一夜にして全滅でした

お腹いっぱい餌はもらっていたのですが

4羽でも5羽でも寒さには耐えられなかったようです

今回もちょうど冷え込んだ夜のことだったので

ツボ巣だけ部屋に取り込み翌朝返すと

何事もなかったように子育てしていました

2、3日同じことをしましたが、ヒナにだいぶ羽が生えたことと

少し寒さが和らいだので、その後は親任せにしました

 kokioyako4.jpg
    白い矢印が親子です

今回、雄がノーマルでメスがパステル。雛の雌雄が解りやすい組み合わせです

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コキンチョウのパステルは伴性優性遺伝でちょっと珍しい形態のものです

表現型として、メスは常にシングルファクターで黄色。雄はシングルで黒がグレイになり

ダブルになると体全体がメスのように黄色くなります

今回メスがパステルなので伴性遺伝の性格上娘はパステルを継がずノーマルとなります

上の写真下側の雛は黒やグレイのメラニン色素が薄くなるパステルでシングルファクターオスです

そんな理屈めんどくさいという方は

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独り立ちしようと頑張っている子供の姿をご覧ください

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色々な鳥が何を食べているのか、いつも後を追いかけて勉強中です


先に失敗したもう一つのペアですが、季節柄次の繁殖を避けるため雑居に移しましたが

アキクサ用の巣箱を占拠し、再び繁殖に入りました

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アキクサも卵を産みたがっていたので、2つ用意。下がコキンの巣です

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フィンチが巣作りしないよう入口を上にしているのですが

コキンチョウも昨年のブンチョウ同様利用するようで

ジュウシマツとキンカチョウの強者たちが避けられただけでも良かったとしておきましょう

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お父さんは巣箱に近寄るものは、自分より体が大きくてもひるまず攻撃します

ウスユキたちもタジタジです

             comoag.jpg

中々巣作りも上手で、思えば昨年オカメインコの巣箱の下に営巣していたのも

彼らだったのかもしれません


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一年中で一番空のきれいな秋です

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そうそう、小鳥が好き のけいちゃんが長い間更新していないことを

心配される方達から時々声を掛けられますが

先週、鳥カフェで久しぶりにとり花を咲かせました

中々忙しい毎日を送っているようで

少しでも息ついてもらえる一日になったら良かったと思います

風邪をひいていたようで、皆様も朝晩の冷え込みには十分にお気を付けください













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最後かなぁ

10月の連休、久しぶりに京都市立美術館に行きました

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来年の干支がらみか鶏を扱ったものが多く展示されていて

若冲の迫力ある鶏の絵を堪能してきました

美術館の近くには京都市動物園もあり、一度訪れてみたいと思っていたので

琵琶湖疎水の水路をたどりながらほんの少し足を延ばすと

間もなく動物園らしからぬ建物がみえてきました

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入園後最初に目についたのはこの施設

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公共の場で 厠 という字を始めてみました

次にはこちら

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わ、見たことない と思わずシャッターを切った鳥です

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なるほど初めてのはず・・・


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こちらでは野生に復帰不可能な保護された鳥が多く飼われているようです

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アカショウビンは私の中で、一度は野生の姿を確認したい鳥のトップ

ぽてっと留まったままこちらを見ている姿になんだかあきらめを感じます

先の写真のアオゲラに漂う悲壮感と対照的でした

動物園につきもののタンチョウ

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スカーレットのきれいなペアもいました

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隣にはヒワコンゴウです

国際保護鳥の一類に入れられている鳥達でも

増殖目的で動物園などは取り扱いできるといわれていますが

成功している施設はあるのですかね

かつて野生の個体だった動物園の鳥達では可能だったかもしれませんが

ふ卵器と人工飼料で育った鳥たちがまともに繁殖するとは思えません

海外のブリーダーがノウハウを教えてくれないと聞きましたが

人工繁殖個体で2世3世が誕生しているのでしょうか

ヨウムのように野生個体だけを繁殖に使っているというケースも必ずしも否定出来ないことかもしれません

こちらも動物園にはつきものです

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ハヤブサ??そんなもん どこにおんねん??

とよく見ると

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木陰でまどろんでいました

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前の日に検索したとき、スズメやキジバトがいると出ていたのでなぜかと思っていました

こういうことだったのですね

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この動物園には図書室もあり、国内外の動物関係の本がたくさん並べられています

中でも私が気に入ったのはこの一冊

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迫力に感動しました

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古い本の中には「昔はそう考えられていたんだ」なんて内容もあり

あの頃 に思いをはせたり・・・

楽しいひと時でした


この辺りを訪れた時必ず昼食をとる食堂

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麺類のダシが私好み。日曜日は休みなので時折忘れて外すことがあります


帰りは琵琶湖疎水の水路沿いを遠回りして京阪三条に向かいます

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疎水事務所と発電所のレンガの建物や

水の流れに疲れが癒されます

すぐそばに銀杏がこんなに落ちていました

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誰も拾わないのが不思議です

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銀杏の木は女木、男木があります。その見分け方として

女木はスカート、男木はパンツをはいてる

つまり、男木の葉は途中でノッジが入っているという人がいたのですが

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その話からするとこの木は中性ってことになっちゃいます。残念でした

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少し紅葉も始まっていました

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観光で京都に来ることはもうないかもしれません





だめでしょ

    
Do1から久し振りに電話があり、付き合えということでしたので

高槻愛鳥センターにナビしてきました

いまだにルートが把握できていないようで、困ったさんです


店を一軒に絞ったせいか鳥数がなかなか揃っていました

最初の写真のように

サメクサインコはすっきりした大人色になりつつあります

サメクサのヒナは以前T-2氏のところで見かけたことがありますが

顔が赤くナナクサインコに似ています

ナナクサ飼育歴の長い氏でも色目が七草に似ているので

本当にサメクサの雛かといぶかっていましたが

顔の赤い色が抜け始めて、ようやく初ヒナの実感がわいたようでした

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キンショウジョウの手乗りの若鳥も好奇心旺盛です

ケージの入口を開けてもらうと早速外に出てきて

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飛びたそうにしていました

こちらはとてもよくトレーニングされたセネガル

           TIsenegaru.jpg

8月21日に店のブログに貼付されていた個体です

店の人間、知らない人、区別なくこの慣れようで

手放された方にはよっぽど事情があったのでしょう

いい出会いを願ってあげたくなるようなカワイ子ちゃんでした


久しぶりに本物のシナモンのオカメインコも見ることが出来ました

最近はシナモンといいながら、まだグレイ系の色がの残っている個体がほとんどで

実際にはウェストコーストシルバー(ダイリュート)やプラチナのことが多いのです

インコのメラニン系の色素はまず茶色が作られてから黒やグレイに変化するそうで

羽の細胞の中心に置かれる黒いメラニン色素は

その外側の構造や表層によってグレイに見え

表面近くのシッタシン色素のおかれるような層では

黒は黒に見えます

どこかのサイトでメラニン色素は中心部だけのような記述がありましたが

細胞の中心部と表面層の2か所にあるようです

メラニン色素の沈着の工程は複雑なので

どの工程に問題が発生するかによって、様々な変異が出来るってことですよね

ちなみにシナモンは黒やグレイに変わる最初の段階ですでに止まってしまうので

複対立形質にはならないと断言できるようです

      TIkameZcinW.jpg

つまり、イノの遺伝子とは遺伝子ファミリーではなく

特別な関係でシナモンイノが起こります

プラチナイノ・ライムイノとは全く別のものだということです

写真のオカメはホワイトフェイスなので

イマイチ説得力には欠けますが

お近くの方でオカメの色に興味のある方は一度見ておいてくださいな

頭には白い「パイド禿」とあだ名されるヌケがありますが

一応 Headspot Pied  としてパイドの中でもひとつの独立した形態と

とらえている向きもあり伴性遺伝として扱われているようです


で、タイトルの話

何が ダメ なのかというと

鳥とは全く関係ないこの写真

   signal.jpg

矢印の三つの信号は青です

signal2.jpg

青いトラックが見ている信号は赤なのですが

トラックの上にあるトラックの正面側から見る信号は青なのです

トラックの正面は諸車進入禁止なので車は来ませんが

自転車と人は通れます。でも

signal3.jpg

この道と交差する側の信号も

青なんですよ

ね だめでしょ



   






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