かすみたなびく

                 hinomaru2.jpg

 春はかすみたなびく季節と古くから歌われてきました

小学校の図工の時間に、ゴビ砂漠から飛んでくる砂(微粒子)で との粉 を作っていた

なんてふうに聞いたことがあったような気がしたのですが記憶違いかも

文学の世界で歌われてきた春の霞も

今となっては社会と科学の世界

PM0.5なんて細かい話より

との粉になったか否かなんて適当な話だった

私たちの子供の頃くらいがちょうどいい時代だったのかも…

素敵な驚きとロマンがあった気がします

あって当たり前の世界に生れてきて

進歩を際立たせてくれていた自然や不便というものが

どんどん無くなっていく環境の中で

人々はどんなふうに幸せを感じているのでしょう


 余計なお世話です  はい すみません

ZF-hatche3.jpg

余計なお世話を焼いているから

まるでジュウシマツのようなキンカチョウを作らせてしまいました

ほんのりお尻が黄色っぽくキンカチョウ印をのこしているものの

まるで コブチジュウシマツです 

       かわいけりゃいいんです はい

キンカチョウの雛はノーマルチークの場合巣立ちの時すでに雌雄が解ります

雄の場合チークにうっすらオレンジ色がみられ

   ZFcc-2.jpg

この時はすでに黒い羽の下に少しのフェオメラニンが確認できるからです

こんな風に

   ZFcc-1.jpg

写真は見にくいかもしれませんが、実物だと解りやすいです

ブラックチークの場合はここも黒いので

これもすぐにわかります

そうそう、いつかオカメインコもブラックチークが現れないかと

載せたことがあるのですが

オカメインコの場合はチークカラーが

メラニン色素ではなくシッタシンですので

黒くなるには、根本的な遺伝子の変異が必要となってしまい

それこそ青い(あるいは緑色の)オカメを望むがごとくに

ありえなくはないけれど起こりにくい変異ってことになるのでしょうか

パイドの性的否二形成で雄がグレイのチークになることを

とりあえずこれの代わりとしておきましょうか

地味な鳥が更に地味さを増します


  お約束のインコの変異の本についてですが

やっぱり最初の はじめに とか 著者紹介

なんて項目は飛ばしてしまいました。


       なんて失礼なヤツでしょうね

ン でもって

始まりはここからです

かなり要約しました

  だいたいやね  ってことで3月のまとめということに

           texcgm3.jpg

  突然変異の理解
    
   虹の様なインコの色はいったい何によって作られているか

   カロチノイドに由来する黄色系(赤、黄、オレンジ、ピンク)色素 シッタシン

   それからメラニン色素

   羽根のメラニン色素は表面に大量に位置する黒い色素

   ダークグレイ・ダークブラウン・黒などダークカラーを作るものと

   より深い位置にあるグレイの色素から成り

   著者テリーマーチン博士はこの本において

   前者をフォアグラウンドカラー後者をバックグラウンドカラーと表現しています

   羽根が光を通すとき歪める構造になっていることで見える色として目が錯覚する 構造色 

   構造色として見られる青や緑は実はそれだけで見えるのではなく

   この深いところにあるグレイカラーと、それより羽根の表面側にある構造要素が

   重なってブルーやグリーンとして表現されます

   これは空の青を表すチンダル効果に似ていますが、最近の研究者は 

     constractive interference

             強めあう干渉効果 と表現しているそうです


     ノーマル(原種色)の鳥を良く観察し、突然変異色の鳥をこれと見比べることは

   それぞれのより多くを学ぶこと、またノーマルの重要性を再確認し

   突然変異個体をより的確に評価できる事につながります



     金銭欲は繁殖家に不幸な繁殖を先行させる結果を招き

   新しい変異はその多くが過度の同型交配とヘタな異型交配によって

   失われてしまいます
   


   ・突然変異は環境にかかわらず低い確率ながら全ての種に起こる

   ・飼育下における ノーマルの鳥 は変異体より強い生存力をもつわけではない

   ・動物を飼うことで我々は自分たちのそばにいる他の生き物についてより多くを学ぶ機会

    とりわけ子供たちに責任や世話の仕方を教え、見て観察する喜びとくつろぎを与えてくれる

   ・動物の家畜化なしに人間の今の文明レベルはなかった


  突然変異への新しい理解とより大きな評価が生まれることを望みます



    変異のネーミングに関する最も重要な問題は

   人々が見かけの色で品種名を選択したがることであり

   どんな色の鳥もある一つの変異遺伝子によって表現された色というわけではなく

   色を作るために持っているノーマルの遺伝子全てと一体になった行動の総体として

   現れたものであり、種ごとにノーマルの鳥自体が異なるので、同じ変異でも種によって

   外見が異なることもあれば、異なる種の異なる突然変異が非常に似通っていることもある

   多くの人が目に見える色を遺伝学を考慮しないまま名付けたがりますが

   使われている名称 例えば

     Fallow・Cinnamon・Opaline 

   は突然変異遺伝子のプロセスを確認する名前であり色ではありません

   わずかな単語で変異の色を述べるのは簡単なことではなく

   遺伝子の働きはいつも同じであることを前提に確認分類されるべきもので

   ノーマルの外見を知り、変異の名称を使い正しく名づければ

   その組み合わせでどんな外見であるかを想像することはできます

   物理的発現に関係なく論理的に突然変異を上げるという
 
   単純なシステムは遺伝学と遺伝子アクションを使う方法です



     突然変異と色には明確な区別があります

   鳥自身が突然変異で発生したということではなく

   色を変える突然変異遺伝子を持つということなのであり

   変異に触れる時は作り上げている遺伝子(遺伝子型)について取り上げているのであり

   色について話すときは身体的な演出(表現型)を指しています

   つまり  アルビノ  コバルト  レースウィング  は色であり

   Blue Lutino(ブルールチノー)・ Dark Factor Blue(ダークファクターブルー)

   Cinnamon Lutino(シナモン・ルチノー)が突然変異ということです


 全てのブリーダーが変異と色の区別を学び始めることが重要です




 ちなみにこれはレースウィングパールのオカメインコですが

この表現は 色 です。突然変異としては

  maimai2.jpg

シナモン・ルチノー・オパーリン
        /ホワイトフェイス/ダイリュート/シルバースパングル
   Cinnamon・Lutino・Opaline / Blue/Dilute/Silver Spangle

となんともおいしくない表現になります



   お疲れさまでした 

    dd-pairinnest3.jpg


  




スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR