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アキクサインコ クリームイノ(パーブルー・ルチノー)


      kumozuB.jpg

大きめの川としては、結構近いところにあるのがここです

先日水鳥の写真を撮っていると、カメの甲羅干しが偶然写っていました

    izukame3.jpg


うれしいですねえ。日本イシガメじゃありませんか

それもどうやら雌雄のようです

昨年から出会ってきたカメがみなイシガメなので、うれしい限り

数日前の夕方、鳥小屋と倉庫の間に探し物をしに行ったら

なにやら怪しげなものが…

        nanimono1.jpg

最近ではかなり視力が落ちてしまったので

特に薄暗いと物が見分けられません

何者ぞ と慌ててメガネとカメラを取りに家に戻って

解決

tonosama.jpg

トノサマでした

アマガエルの数のほうが断然多かったので

ことしもまず出会うのはアマガエルだと思い、昨年よく見かけたところを探すのですが

いまだに確認できません

鳴き声は近くの野原で聞こえていますが、庭ではまだ聞きません

tono.jpg

昨年来見掛けていたトノサマだとしたら、冬眠中に2回りほど大きくなった感じです

植物とは違い、カエルは冬の間にも成長するってことですかね


MIRAI UP Bird+ さんで写真を撮らせてもらいました

   creami1.jpg

ピンクなアキクサがいっぱいです

右端、左端のルチノーと中央奥のローズが先日こちらから行ったアキクサです

左右の二羽は明かにほかの鳥よりピンクが薄いですよね

こちらに一羽残した個体がこちら

       creami1 (2)

写真のモデルに黄色の派手な鳥が欲しいと残したのですが

クリームイノのようで、ルチノーらしい派手な黄色ではありません

アキクサのローズにはくっきり濃いピンクの個体と

うすぼけたピンクの個体があります

このぼけた個体を、ファローの血が入ったりしたら、ぼけてくると思い込んでいる人がいますが

ファローで薄くなるのはメラニン色素であり、カロチノイド系の色素ではありません

加えて、オパーリン(ルビノーはルチノー・オパーリンの俗称)はカロチノイド系の色素を

強める働きを持つことがあるので

ローズ(オパーリンの俗称)を濃くすることがあっても、薄くすることはないのです

さて、ここでややこしいのは、アキクサのオスはさらにカロチノイド系の色素が濃くなる傾向があり

メスはそれよりやや薄め、で、そのメスと同じような色になるオスもいれば

更に薄い鳥もいる。ピンクの濃淡様々な鳥だということです

アキクサのノーマルはノーマルで一見同じような色に見えますが

その地味さの中に持つ様々なアクセントカラーにはかなり個性があり

どの変異でどの色が強調され、弱められるか個体によってかなり差が出てくるようで

特にオパーリン変異では、ブルーが広がるものや黄色が広がるもの

メラニン色素が多い黒ずんだ個体など様々な変化が見られます

上の若鳥をクリームイノというからには

パーブルー(シーグリーンやアクアといった)変異がすでに存在しているわけですが

「そんな話聞いたことない」 という方がほとんどだと思います

ノーマルアキクサのピンクが薄くなれば

全体が暗い色の種なので薄くなったピンクは更に目立って見えることでしょう

より明らかになった色を「薄くなった」と意識する人がいるでしょうか

それが色変わりにすると確認しやすくなるのです

色変わりの研究をする目的の一つは

本来その種が持つ色を認識する方法でもあるということなのです


日本特有のカメやカエルがなかなか見られなくなってきたと聞きますが

ここではまだ、そんな彼らに日常の中で出会うことができます

昨年越してきたころには野鳥の声も聴かれず

どうなっているのかと思いましたが

今の季節、家の鳥たちに触発されるのか、様々な鳥たちが姿を見せ

囀りを聞かせてくれるようになりました

逆にうちの鳥の声を雑音と感じてしまうことさえあったりして


アルトワークスがマニュアル車で発売始めたとき

一度乗ってみたいと思いましたが

こんな風景にはこちらのほうがしっくりくる気がします

古いアルトワークスがまだ現役で

     altoW1.jpg

老体に鞭打ってるんだろうなぁ









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