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ヒムネキキョウインコで


家の鳥ばかりでなく、頭上でも餌をねだるにぎやかな声が

     

最近よく庭に来ているカワラヒワ

親子だと思っていましたが、どうやら夫婦のようです

     kawara2.jpg

おねだりの声がかなり賑やかなので

kawara3.jpg

またやってる

とすぐに気づきます

雌の後頭部の羽の乱れは、飼い鳥にもみられる夫婦の営みの証拠かも知れません

こちらのオスのほうがハンサムだと思うのですが

         dare0418.jpg

彼のほうが男気があるのかも。  まあ、女性の好みは複雑ですから


さて、恐妻が結果を出してきました

あれだけオスを追い払ってはいたものの

きっちり段階だけは踏んでいたようで

5個の卵のうち4個が有精卵でした

抱卵育雛をやはりシングルマザーでこなし

特に育雛中は、同室のオカメたちの採餌を注意深く研究しながら

     singlkosodate3.jpg


食餌の幅を広げ、立派に3羽のひなを巣立たせました

oyakoscp2.jpg

面白い色でしょ

お父さんはパーブルールチノーなので、娘は当然父親色です(左)

ggandg.jpg

面白いのはこの2羽ですよね

母親は薄い茶色で、父親はクリーム色なのに、なぜ黒い子が…

ヒムネキキョウインコの原種は緑色がベースです

父親も母親も青い色(を作る構造色)を持たないので、緑引く青でこの左の黒い子になります

メラニン色素とカロテノイド色素だけで、グレイと黄色だけで緑っぽく見えることから

グレイグリーンと呼ばれています

変異グレイグリーンは優性遺伝で

原種に構造色がない鳥たちはもともとがグレイグリーンというわけです

カナリアやコモンチョウ、オカメインコやモモイロインコは原種がグレイグリーンです

     gg2.jpg

ヒムネキキョウインコはメラニン色素が黒に近いグレイなので

あまりそれらしくは見えないうえに、彼はパーブルーで(シーグリーン)黄色も薄いので

背中がより黒く見えますが、腹から尾羽のクリーム色が暗い灰色と対照的で

中々面白い色合いです。しかも成鳥になり胸が山吹色になると

更にハンサム君になること疑いないのですが…

一枚前の写真に戻ってくださいね

右の子はさらにカロテノイド色素もなくなっています

カロテノイド色素はヒムネの場合黄色とスカーレットレッドですが

緑からこれらの色素が取り除かれると青い鳥になるため

ブルー変異となります

ヒムネキキョウはこの変異で胸から腹にかけての色が抜け白くなるので

ホワイトブレステッドという愛称で呼ばれています

この右端の子は黄色も青も失ってしまったのでグレイとなります

変異名で言うとグレイグリーン・ブルーです

さて奥に見えるお母さんは見事に茶色です

なぜ茶色になるのかといえば

メラニン色素は羽の中に最初に茶色ができてから

黒やグレイが作られていくそうなのですが

この過程を阻止されるので茶色のままの沈着となるのだそうです

で、この茶色はシナモンと呼ばれる変異なのですが

彼女の場合ブルーも黄色もすでに亡くなっているので

グレイグリーン・ブルー・シナモン

いわゆるフォーンとなり、キンカチョウやコモンチョウのフォーン状態となります

まあ、可愛けりゃ何でもいいのですが…

       family4_20180518221315fc3.jpg

3色揃うとなかなか面白い眺めです

           family5

お母さんはこの小屋では見事な保護色

       hogo_20180518220720f1e.jpg

お父さんも参加したい風で周りをうろうろしますがいつも蚊帳の外です

    kyou2

          残念ながらグレイグリーンの雛は巣立ち後まもなく落ちてしまいました




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